卒業式を迎えて

平成23年3月1日、私達3年生66名は晴れて卒業を迎えることができました。
看護学校での3年間は、講義や実習で多くの患者様から学ばせて頂いたこと、学校祭や体育祭などの楽しい思い出は、今後看護の道を歩む私たち一人ひとりの原動力になると思います。


今こうして卒業を迎えられるのも、いつも私たちを温かく見守り、時に厳しく励まして下さった先生方、実習中、私たちを受け入れてくださった多くの患者様や指導者・職員の方々、そして、ありのままの私たちを愛し、わがままを受けとめ、どんな時も信じていてくれた家族のおかげと心から感謝しています。そして、多くの時間を共有し、共に笑い、悩み、涙してきたかけがえのない仲間たちとの繋がりを一生忘れません。


4月、桜のつぼみが一つ、また一つと開花しうす桃色に色づく頃、私たちは、それぞれの新しい道を歩み始めます。どんなに医療が高度化しても、人の命はたった一つの、かけがえのないものであるということに変わりはありません。そのことを忘れずに、本校での学びを活かし、今後も精進していきたいと思います。

 

平成24年 3月

独立行政法人 国立病院機構三重中央医療センター附属三重中央看護学校
3年生